欠(か)けゆく月(つき)を眺(なが)めて
風(かぜ)に揺(ゆ)られては 何(なに)を想(おも)う?
高(たか)まる胸(むね)の鼓動(こどう)は
アナタ想(おも)うたび強(つよ)くなるきがした
巡(めぐ)り合(あ)う小(ちい)さな奇跡(きせき)のカケラ
掴(つか)み取(と)るよ たとえ全(すべ)て失(うしな)っても
高(たか)く剣(つるぎ)を掲(かか)げて
胸(むね)に誓(ちか)う言葉(ことば) 今(いま)探(さが)すよ
守(まも)りたい貴方(あなた)だけの為(ため)
流(なが)れ出(だ)す涙(なみだ)で
とても暖(あたた)かな気持(きも)ちになるの
そよぐ風(かぜ)にそっと流(なが)す
流(なが)れる星(ほし)を見(み)つけて
願(ねが)いかけてみる
この殺那(せつな)の想(おも)い
もう一度(いちど)貴方(あなた)の声(こえ)を聞(き)かせて
強(つよ)さだけじゃ
変(か)えられないものがあるよ
胸(むね)の一途(いちず)な剣(つるぎ)を
何処(どこ)に向(む)けて振(ふ)り下(お)ろせばいいの?
いつまでも立(た)ち尽(つ)くして居(い)た
Ah このままアナタの
胸(むね)の中(なか)に包(つつ)まれて行(い)けたら…
一人(ひとり)じゃない
あの時(とき)感(かん)じた
触(ふ)れ合(あ)っただけで 惹(ひ)かれあった
この想(おも)いを
戦(たたか)うだけの同(おな)じ日々(ひび)に
アナタが突然(とつぜん)教(おし)えてくれたね
高(たか)く掲(かか)げた剣(つるぎ)に
誓(ちか)う言葉(ことば)胸(むね)の奥(おく)にあるよ
守(まも)りたい貴方(あなた)だけの為(ため)
愛(いと)しさと優(やさ)しさ
強(つよ)く強(つよ)く鳴(な)り響(ひび)いているよ
一人(ひとり)じゃないよ
Ah 確(たし)かな想(おも)いで……
いつでも真(ま)っ直(す)ぐに進(すす)みたい
流(なが)れ出(だ)す涙(なみだ)が
強(つよ)さ弱(よわ)さ全(すべ)て包(つつ)みこんで
いつもそばに居(い)る ずっと
月(つき)を眺(なが)めていた
風(かぜ)に揺(ゆ)れながら
終わり